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会社の「売り時」は難しい

本日は「会社の売り時」について考えましょう。

 

会社の「買い時」というのは、それぞれの会社の環境によって千差万別です。

そのため、不動産のように「今が買い時」といったお話は聞きません。

そういう意味では、ガチガチのレッドオーシャンである不動産投資よりも、期待値が高く設定できましょう。

ただし、会社の買収は不動産よりも変数が非常に多いので、リスクも同様に大きくなることは考慮する必要があります。

 

対して、会社の「売り時」とはいつでしょうか。

これも千差万別ということができますが、敢えて売却時に多くみられる理由を挙げれば、「経営者の体力的問題」と「会社の経営環境の悪化」が挙げられましょう。

 

実は、このふたつの売却理由時の会社売却は、金額が相当程度安くなる例が散見されます。

その理由は、なにより「時間がない」事に尽きます。

 

経営者がご病気の場合、できるだけ早期に体調回復に専念しなければなりませんし、経営環境の悪化は、そのまま倒産等のタイムリミットがあったりします。

これらの場合、とにかく安くても早期に売却しなければ売却する意味がなくなってしまうのです。そのため、かなり減額されても売却してしまう例があります。

 

本来の会社の「売り時」というのは、会社の業績がよく、「別に今売らなくても困らない」という時期なのです。

その時期に売却するからこそ、安い提案は突っぱねることもでき、高い提案をゆっくり待つことができるのです。

また、早めに動いておくことで、売却が必要に迫られた時にも、迅速に対応することが可能になります。

 

売却をすぐにしない場合においても、例えば自社の企業価値(売却価額)を計算だけはしておく等は、リスクヘッジとしても重要になってくるでしょう。